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CFOに必要とされるキャリアとは?その役割とは何か
【企業においてCFOが必要とされる理由】 日本CFO協会が定めるCFOの役割と存在意義 一般社団法人日本CFO協会では、CFOの存在意義と役割について以下のように記載されております。 企業価値の向上を図ると共に、世界の基準に合わせた透明性を確保する財務管... -
多くのIPO準備企業で上場延期の原因に!早めの対応が必須なIPOに向けた労働時間の管理とは?
【90%以上が改善を求められる労働時間の管理体制】 監査法人の監査よりも主幹事証券の審査の方が厳しい領域に該当 監査法人による会計監査、内部統制監査は、あくまでも財務諸表に対して心証を得ることを目的としています。そのため、財務諸表に計上した財... -
ストックオプションは従業員全員に付すべき?
【ストックオプションの失敗例は多い】 何のためにストックオプションを付すのかを明確にする IPO準備において、ストックオプションの付与は広く行われています。ただ、場合によっては大きな所得をもたらすこともあり、付与の仕方によっては従業員が不満を... -
資本政策のバリュエーションは高い方がいいのか?
【高くするデメリットもある】 初回の資金調達で高くしてしまいがち どの企業も、ほとんどが序盤は単一の株主しかいません。そのため、いざ増資によって資金調達をしようとする際に、過度に高いバリュエーションを提出してしまうことが多くあります。少な... -
会計freeeが使いにくいと感じる理由
【現金主義採用の傾向が強い】 freee請求書から連携される仕訳に感じるfreeeの考え方 freeeの凄い点は、スモールビジネス向けに、かつては大企業しか導入できなかったERPを提供したことです。インターネット環境の発展を存分に活用してこれを実現しており... -
IPOに向けた内部統制構築の理論
【IPOにおける内部統制の構築のスケジュール】 上場後は内部統制監査が実施される 上場企業には、内部統制監査が実施されます。これは、財務諸表監査を内部統制に依拠して行うためです。内部統制監査が実施されるようになった背景については、本稿では割愛... -
IPOにおける資本政策の税務上の留意点
【資本政策には事前の計画が大切】 資本政策の目的 何故、資本政策の作成を行い、計画的に実施することが大切なのでしょうか。それは、資本取引を行う時期や順番に間違えてしまったがために大きな損失を被ってしまったり、資金繰りが回らなくなってしまる... -
クラウド環境下の「ITに係る全般統制」
【全般統制は業務処理統制の土台】 ITに係る業務処理統制の具体例 ITに係る業務処理統制の例を挙げ、説明していきます。 最近では、新規の受注が取れた後、契約書の情報を請求管理システムに入力すると、そこから請求書の発行、請求データの会計システムへ... -
SaaSベンダーのソフトウエア会計基準への対応
【現行基準は現在の開発環境に対応できていない】 ソフトウエア開発環境の変化 「研究開発費等に係る会計基準」、会計制度委員会報告第 12 号「研究開発費及びソフトウェアの会計処理に関する実務指針」が公表されたのは、それぞれ1998年、1993年であり、... -
IPOにおける主幹事証券による審査項目
【初期的な審査は主幹事証券が主導】 最終的には、証券取引所の上場審査になりますが、初期的には主幹事証券による引受審査に通ることが目標となります。主幹事証券がデューデリジェンスを行う内容の概要を紹介いたします。 主幹事証券は、会計や内部統制...