freee人事労務が公式に対応している住民税の一括納付の方法は総合振込のみですが、実際にはel-taxから納付することも可能です。その方法を解説します。
特別徴収住民税の納付は一括納付を利用しないと手間がかかる
特別徴収住民税の納付は市区町村ごと
特別徴収した住民税の納付先は従業員の住所地を所轄する市区町村です。そのため、会社の規模が大きくなり従業員数が増えると、納付先も多数に及び振込の作業に多数の工数を要することになります。
住民税を一括で振り込む方法
そこで一括で振込を行えないかが検討されますが、選択肢としては一定の金融機関が提供している住民税総合振込サービスか、el-taxを活用した方法になります。
住民税を一括で振込できる方法
- 金融機関が提供している住民税総合振込サービス
- el-taxの納付機能を利用する
freee人事労務は住民税総合振込サービスに公式に対応
給与明細確定後に一括振込ファイルをエクスポートできる
給与計算を終えて給与明細を確定した後、一括振込ファイルをエクスポートするメニューが表示されます。当該機能については、公式のヘルプ等で説明されているため特段のご紹介は不要かと思います。
住民税総合振込サービスを利用する場合のデメリット
住民税総合振込サービスは金融機関が提供するサービスですので、当然ながらオンラインバンクにログインしてファイルを取込み、振込予約を行う必要があります。
給与計算を外部に委託しており、住民税の振込予約まで頼みたい場合は、オンラインバンクのログイン情報を外部に教えるわけにはいかないこと多く、住民税総合振込サービスの活用は難しいかもしれません。金融機関によっては、権限の設定により住民税総合振込サービスのみにアクセスできるIDを発行することもできますので、一定の対応を実施した上でアカウント情報を共有することもあるかもしれません。
一方で、el-taxであれば通常顧問税理士が代理人としてアクセスする、納税等しか行えないシステムですので、セキリティ上の対応が不要となります。また、住民税総合振込サービスは提供している金融機関が限定的です。
freee人事労務からel-taxで住民税を納付する方法
住民税総合振込サービスの機能でエクスポートしたファイルの拡張子を変更

まず、上記で紹介したfreee人事労務が公式に対応している住民税総合振込サービス向けの機能で、一括振込ファイルをエクスポートします。
拡張子は、「txt」でエクスポートされますので、ファイル名を変更して拡張子を「dat」として保存します。
el-taxの「納税メニュー」から納付

WEB版のel-taxにログインし、「納税メニュー」から「個人住民税(特徴)」に遷移します。

次に、「ファイル取込による作成」からの納付で拡張子を変更したファイルを取り込めば、納付情報を登録できます。後は通常通りの操作で納付が可能です。

ダイレクト納付を利用する場合は、「納税メニュー」「納付情報発行依頼の確認・納付」から事前に登録した口座を指定すればダイレクト納付が可能です。
